ホーム > 不明 > ミステリーボニータ > クジラの子らは砂上に歌う

7点(レビュー数:2人)

作者梅田阿比

巻数10巻 (連載中)

連載誌ミステリーボニータ:2013年~ / 秋田書店

更新時刻 2015-02-11 13:55:59

あらすじ 砂がすべてを覆い尽くす世界。砂の海を漂う巨大な漂泊船“泥くじら”で暮らす少年チャクロは、誰ひとり見たことのない外の世界に憧れを抱きつつ、仲間たちと変わらぬ日々を過ごしていた。そんなある日、突然漂着した廃墟船の中で、チャクロは1人の少女と出会う…。

備考

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この漫画のレビュー

7点 kikiさん

[ネタバレあり]

これは見事なハイファンタジー!
ものすごい独自な世界観を創り上げているわけではないのですが、泥のクジラと呼ばれる船で人口500人ぐらいで砂の海をさまよう主人公たち。自分たちの世界以外は謎に包まれていて…丁寧に絵とセリフなどで描かれた独自の風習なども説明くさくなく久々に読んでいて心地の良い(物語は戦闘が起きたり、短命だったりして明るくはないですが)ファンタジー物語。

映画の「ウォーター・ワールド」を思い起こしました。
自分たちの住む世界以外を知りたい島の子達、島の美しい風習、それを踏みにじる「心」がない外の世界の人達、まだ3巻までしか読んでないけどどんどん逼迫した状況になっていく泥のクジラの住人達。先が楽しみです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-02-11 15:44:25] [修正:2015-02-11 15:44:25]

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