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7.27点(レビュー数:11人)

作者中原アヤ

巻数17巻 (完結)

連載誌別冊マーガレット:2001年~ / 集英社

更新時刻 2009-11-25 06:32:17

あらすじ 必要以上にデカい女・小泉リサと、必要以上にちっこい男・大谷敦士。2人には“オール阪神・巨人”なんてコンビ名までついてる。だけど、本当のリサは恋に悩むフツーのコで……!?

備考 2003年小学館漫画賞少女向け部門受賞作品。
2006年藤澤恵麻、小池徹平主演により実写映画化されヒット。
2007年にはTBS系列でテレビアニメ化された。

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この漫画のレビュー

9点 ぐーみーさん

ストーリーものの少女漫画でギャグがこんなにおもしろいものを、私は他に知りません。
ホント、何度声を上げて笑ったことか。
作者が関西人ゆえの生きた関西弁が非常にテンポよく展開されていて、
ソレが笑いを誘うだけでなく、読者を『ラブ★コン』の世界にぐいぐい引き込んでいく力を持っています。
そして特筆すべきは主人公・リサの多彩な顔芸!
これは…説明しようがないので読んでもらうしかありませんが、きっと男女問わず笑えるハズ。


恋愛のほうについては、軽いタッチながらも、しっかりかき込まれている印象です。
特にリサの大谷に対する気持ちの変化はすごく丁寧に描かれていて、感情移入しやすいと思います。
また、「付き合い始めてからはだれる」との意見をよく見ますし、実際、私も「このエピソードはいらないんじゃないかな」、と思う節がいくつかあります。
が、それも2,3巻分程度のはなし。
そのうえ、「だれている」中でも一定のクオリティは維持しており、特にキュンとするエピソードは作品を通してマンネリ化することなく登場します。


15巻あたりから勢いを盛り返している印象だし、卒業を最終回に持ってきた終わり方もキレイにまとまっています。
さらに番外編収録の17巻、卒業後の話で、人によっては「ちょっともの足りない...」と感じるかもしれない最終回を、しっかり補完してくれてます^^*


長々と語ってしまいましたが、とにかくいい作品です!
男の子の性格にイヤミがないので、場合によっては男性でも楽しめると思います。

「キュン殺し」されたい方はぜひ☆

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-29 20:01:34] [修正:2011-04-29 20:01:34]

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