あらすじ
極限まで科学技術が発展した人類の引き起こした「火の7日間」と呼ばれる最終戦争により、文明が滅びた後の遠未来世界が舞台となる。人々は発掘される戦争以前のオーバーテクノロジーを利用しつつも、基本的には中世的な生活を送っている。腐海と呼ばれる、巨大な菌類・苔類・シダ類からなる森、そこに棲む蟲(むし)と呼ばれる巨大節足動物群。人々はそれらに脅え、あるいは畏れ敬いながら生きている。
主人公ナウシカは、腐海のほとりにある、辺境の小国「風の谷」の族長の娘である。本作品では腐海や蟲をも愛する心優しいナウシカが様々な人々と出会い、艱難辛苦を重ねて成長し、自らと世界の運命、そして世界の真実の姿に向き合い、受け入れていこうとする姿が描かれていく。
(wikipediaより)
この漫画のレビュー
9点 森エンテスさん
宮崎駿という巨匠の根底にあるのは、この作品に描かれた思想であると思います。
ジブリ作品では好々爺を演じている作者の本当の姿がここにあり、この作品は誰もが知っている名作映画の原作なのですが、商業ベースでの色気が無い分、読んでいて外連味が無く、物語そのものは凄惨な世界ですが、美しいと感じることの出来る名作です。
ジブリで育った少年少女が、大人の階段を登り始めるタイミングで是非手に取って欲しい作品です。
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[投稿:2010-10-19 22:49:03] [修正:2010-10-19 22:49:03]