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7.5点(レビュー数:6人)

作者新田たつお

巻数108巻 (完結)

連載誌漫画サンデー:1989年~ / 実業之日本社

更新時刻 2009-11-25 06:41:47

あらすじ 主人公、近藤静也は昼は下着会社プリティの冴えないデザイナー、夜は1万人の子分を持つ広域暴力団新鮮組3代目総長を務める。そんな近藤静也のカタギ人生とヤクザ人生の奮闘を描いていく。(wikipediaより)

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この漫画のレビュー

7点 kikiさん

[ネタバレあり]

とうとう100巻越え!
最終章が始まって結構年月が経つのですが、ホンマにこの漫画
終わるのでしょうか…?

真剣な戦闘シーンでも決め手がギャグで解決しちゃったりするので任侠物のストーリー漫画として読んだらかなり肩透かしをくらうかと。
秋野さんが大出世街道を歩んでいる以外はそもそもループ気味ですし。
あ、あと秋野さんとドンちゃんのロマンスも多少は進んでるか。
最初の方の恋模様には「気づかない方が変やろ」とイライラしてましたが、最近のお互いのだましいだましいの関係はもどかしくてキュンときて好きです。

私は最初は水戸黄門チックだし、問題が解決してはまた新たな敵が出てきて…の繰り返しやんと敬遠してましたが、肩の力を抜いて読めばハードボイルドにロマンスにギャグにと楽しめてB級娯楽漫画としてはかなり面白いものだと思うようになりました。

ギャグ要員がバカバカしすぎて、そのくせストーリーに重要に絡んでいる
ところなんて秀逸かと。(100巻だと馬場花子が最高でした。あの龍宝
のスキを突けるだなんてすんごいアサシンっぷり!)

マンサンのこち亀みたいなもんで長く連載することに意義がある作品
なのかなと。(もちろんそれなりに面白く)
ストーリー漫画として読んでないです。話だけでなくキャラクターの
性格も一貫してないとこあるし。

それにしてもラストってキッチリ完結するのかな?
ドンちゃんがヤクザを辞めるのか、秋野さんが姐さんになってしまうのか、はたまたもっと奇想天外な終わりがあるのか気になります。
結局何も変わらず2足のわらじはいたままだったら怒り狂ってしまいそうなので、それだけは勘弁して欲しいです。


------追記

最終巻まで読みました。
意外な終わり方だったけど、とてもよかったです。
まさかあんなシットリ終わるとは!!

本当はもっと連載短い予定だったんだろうな、とは思いますが長年コンスタントに楽しませてくれて感謝です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-30 22:30:48] [修正:2013-08-10 22:03:08]

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