ホーム > 青年漫画 > 漫画アクション > 罪と罰 A Falsified Romance

6.8点(レビュー数:15人)

作者落合尚之

巻数10巻 (完結)

連載誌漫画アクション:2007年~ / 双葉社

更新時刻 2010-03-10 19:38:20

あらすじ “ひきこもり”と援交女子高生。接点のないはずの両者が出会ったとき、ある「計画」が動き出した……! ドストエフスキーの名作を原案に、現代の少年少女たちの抱える闇に迫る問題作。主人公・裁(たち)弥勒(みろく)は、将来を嘱望されて上京するも、大学にもバイトにも行かず部屋にこもる日々……。肥大する自尊心と、過敏な劣等感を持て余す弥勒の脳裏に、ある恐るべき「計画」が宿る!!

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この漫画のレビュー

9点 ゆむでさん

非常によくできた作品だと思います。
一人の青年の殺人に対する正義の在り方と葛藤を描いた物語。

特に1,2巻の殺人の描写が非常に生々しく、リアルで、まるで自分自身が殺人を犯したかのように感じられます。

終盤は息をのむような展開が続き、ドキドキしながらページをめくった覚えがあります。

全体を通して、非常に人物の描き方がうまく、それぞれのキャラクターがいい味出してました。特に須藤と飴屋菊夫はかなり良かったです。また、普通ならかなりグロテスクで見るに堪えないような描写でも、この漫画ではなぜか自然と受け入れることができました。それよりももっとドロドロとした人間の心の闇のようなもののほうが非常に鮮烈な記憶として残っています。やはりこの漫画の特筆すべき点は人物の心理描写がうまく表現されているところでしょう。主人公だけでなくその周囲の人の心理的な変化を鮮明に表現できています。
この漫画そのものが芸術と言っていいでしょう。

あと、最終巻の作者からのメッセージは必読です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-10-16 00:36:09] [修正:2013-10-16 00:36:09]

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