あらすじ 旧家・白鬼院家の令嬢として生まれた少女白鬼院凜々蝶は大人に守ってもらわないと生きて行けない無力な自分や、常に家名の由緒が優先される環境に息苦しさを感じ、家を出て一人暮らしをすることにした。家族は凜々蝶が家を出ることには反対しなかったが、条件として街の郊外にある「妖館(あやかしかん)」の異名を持つマンションであるメゾン・ド・章樫(あやかし)への居住を命じる。妖館は厳重な審査をクリアした者しか入居を許されない高級マンションで、入居者には必ず1名のシークレットサービス (SS) が割り当てられることになっている。凜々蝶はSSの割り当てを拒否したが、いざ入居してみると御狐神双熾が凜々蝶の専属SSとして待ち受けていた。
この漫画のレビュー
6点 ITSUKIさん
まずタイトルは「いぬぼくしーくれっとさーびす」と読みます。
ちょっとネタバレ注意。
いやぁ、タイトルでちょっと引きますよね。
「妖狐」「×」「僕」ってね…
表紙も黒縁に黄色とピンクっていう…なんか物凄く女性向け?な感じがしてアニメになるまでは手にとった事すらありませんでした。
別にイケメンシークレットサービスが次々増えていくような漫画ではありません。
男性でも全然楽しめます。
というか凛々蝶(りりちよ)さまとかかるたちゃんとか女性キャラも魅力的です。
キャラクターが皆妖怪の先祖帰りっていう設定は「狙ってるなー」と最初は感じたのですが、それも序盤だけ。
主人公とヒロイン(?)の関係の進展が想像以上に早く、普通の少女漫画なら10巻くらい使いそうなところを2巻でささっとまとめてます。
最初のあたりはキャラの紹介と二人の関係の進展を描いているのでどちらかというとまったり気味。
このまま話が続いていくのかと思っていたらシリアスに入り4巻でなんと第一章完。
「先祖帰り」という設定を生かして「転生」したキャラクター達が再度物語を始めるという珍しい展開を見せています。
第一部の話を序章として二部以降にどう絡んでくるのか、気になってます。
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[投稿:2012-02-28 00:19:58] [修正:2012-02-28 00:19:58]