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1.5点(レビュー数:10人)

作者塩崎雄二

巻数18巻 (連載中)

連載誌月刊コミックガム:2000年~ / ワニブックス

更新時刻 2010-05-23 09:22:13

あらすじ 三国時代の英雄たちの魂を封じた勾玉を手に全国制覇を狙う闘士たち。覚醒した女子高生・伯符を中心に巻き起こる熱闘アクション。

備考 2003年、2007年、2008年と3度にわたってAT-XとUHF局系にてテレビアニメ化された。

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この漫画のレビュー

4点 とろっちさん

とりあえずいろんな意味でおバカな漫画。

エロさは自称少年漫画である「To LOVEる」とか「オヤマ!菊之助」とかといい勝負。
戦っててなぜか女の子の服だけすぐにビリビリに破けるものの、大事なところはしっかり残ります。
まあある意味北斗の拳みたいなもんですね。
作者の絵がビジネスジャンプにいた頃とは段違いに上手くなってきて女の子もかわいく描けており、
ゴチャゴチャしている割に読みやすい絵柄なので、それは素直に長所だと思います。

ストーリーについても色々と突っ込みたいところですが、全く意味がわからんので突っ込みようがない。
全巻なんとか頑張って読んでみてわかったことは、高校生が三国志だけに三つぐらいの勢力に
分かれて争ってるな、ってことぐらい。
そもそも彼らがなんで命懸けで戦っているのかすらよくわからないです。
高校生たちが素手でコンクリートとか校舎を破壊したり、気功波みたいなのを撃ったり、国宝級の真剣で
いきなり斬りかかったり、本当に殺したり、よくわからんうちに勝手に自害したり、そうかと思えば
「暴れすぎると警察沙汰になるぞ」とか「退学になるぞ」とか心配したりして、加減がさっぱりわからん。

登場人物に三国志の人物の名前が付いていなければ、恐らく誰の目にも触れずに終わっていた作品。
自分は取り立てて三国志に思い入れがないからかもしれないですが、その辺の作者のあざとさというか
発想の奇抜さにはちょっと感心します。 実際、曲がりなりにもヒットしているみたいですし。

もちろん三国志好きの方の怒りの気持ちも十分すぎるほどわかります。
言い過ぎかどうかはさて置き、好きなものを汚されるというのはこういうことかと。
ガングロでミニスカートでルーズソックスの関羽とか中国人が見たら引っくり返るんじゃないか。
どのぐらいぶっ飛んでいるかを例えて言うなら、金髪碧眼の織田信長と今川義元の青春ラブコメとか、
アラブ系の武田信玄が半裸でベリーダンスを踊るとか、それぐらいのレベルでカオスな作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-08-20 21:39:27] [修正:2011-08-20 21:42:56]

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