ホーム > 不明 > MELODY > 陰陽師

6.85点(レビュー数:7人)

作者岡野玲子

原作夢枕貘

巻数13巻 (完結)

連載誌MELODY:1993年~ / 白泉社

更新時刻 2009-11-25 06:26:14

あらすじ 時は平安京の世。そこには怪しの類が当然のように存在し都にありふれていた。若き陰陽師、安倍晴明と源博雅は魑魅魍魎を巡る様々な事件に出会っていく。

備考 同名の和風ファンタジー小説を漫画化した物。

シェア
Check

この漫画のレビュー

7点 Scroogeさん

夢枕獏の原作小説を忠実に漫画化した作品。
なのだが、陰陽師という作品のテーマに向けて夢枕獏は小説でアプローチし、
岡野玲子は漫画でアプローチしていると考えるほうがしっくり来る。

陰陽師のテーマを簡単にまとめると日常→怪異→万物の理はすべてリンクしているということ。
その意味を説明する小説に対して、漫画はそのあり様を示している。
知らせてくれる小説と見せてくれる漫画と役割を分担し一対の作品になっている。

物語の後半はそのように面倒くさいが、前半はわかりやすく漫画だけでも十分。
平安の都で陰陽師と貴族の青年が怪異とわたりあう冒険を描く。
相棒モノ、妖怪モノの娯楽作品としても面白いし、美青年同士の純粋な友情もいい。

最後までいってしまうコアな人にも、途中で見切る人にもオススメできる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-05-18 11:32:50] [修正:2016-05-18 11:32:50]

陰陽師と同じ作者の漫画

岡野玲子の情報をもっと見る

同年代の漫画

該当なし

MELODYの情報をもっと見る