母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。
作者:宮川さとし
雑誌:くらげバンチ
レビュー全文
8点
:二軍Tシャツさん
私は本来、例えば「いつもありがとう」系の邦楽などには全く興味が無い、おろか反吐が出るタイプの人間です。
パッと見や触れ込みで判断してしまえばこの漫画もそういった類のものとして受け取られてしまいがちですが、この作品には能動的な感動の押し付けや作者の自己陶酔に近い感情は見受けられず、素直に読むことが出来ました。
エッセイ漫画ということ、且つ母親の死がテーマということで、さてどんな美談が唄われているのやらとも考えがちですが、むしろこの作品から学ぶことのほうが多く、いずれ来るであろうその時にそなえ、今自分が何をすべきか、その時をどう受け取るべきかを考える良いきっかけになったと思います。
[ 2015-12-31 18:57:08]
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