へうげもの
作者:山田芳裕
雑誌:モーニング
レビュー全文
8点
:オカシューさん
私は良作としてコノ漫画に8点をつけます。
しかしこれは「待ってくれ」「話は聞いといてくれ」の8点と言いたい。
歴史モノである。
しかもテーマは陶芸等骨董品を扱いワビだのサビだの境地を描く。
とっつき易いとはお世辞にも言い難い。
絵は濃くてクセがある。
「バカボンド」などを想像したならば期待外れになるかもしれない。
万人が認める「美しい」作画ではない。そのストーリーも含めて。
友情、努力、勝利・・・少しはあるか?
「少年ジャンプ」大好き読者が楽しめるかとても責任もてない。
「なんかキモっ・・」と言われても仕方のない部分もあるかもしれない。
以上のように決してちびっ子に薦めるとか萌えが期待できるとか皆無の作品である。
だがそこが良い。そこが良いのだ。
家に溢れるほど漫画のある私のような人間にはこの作品の立ち位置に感謝する。
漫画の新しい可能性や魅力を凄く感じさせてくれるのだ。
エッチな漫画やバトルな漫画も楽しいけれど。しかし。
他の人が描いてない、いや描けないテーマ。
他の人が真似しない、いや真似できない作画。
そしてなおかつ面白い!(ココ重要、テストにでるよ!)
「へうげもの」はそれをやる。
これこそ「オリジナリティ」というものだ!
所持巻数 3巻
PS・
信長のラストシーン、みてくれよ!
これが「オリジナリティ」というものだ!
[ 2009-10-14 01:04:02]
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