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へうげもの
作者:山田芳裕

雑誌:モーニング

 レビュー全文  

8点  :s-fateさん 

新刊が出ると、つい読み返してしまいます。最初のころの物欲丸出しの古田織部(左介)の姿が爆笑ものです。古田織部というと、織部焼きの人?くらいの知識しかありませんでしたので、爆笑できるとは思いませんでした。ここで出てくる「名物」は現存するものもあります。正直骨董に興味はありませんが、これだけ必死こいてでも欲しい、と思えるものなら、一度見てみたいと思わせる描写は白眉です。
利休と会ってからは、求道の人、創作の人という面が強くなってきて古田から前半ほどの滑稽さは失せていきますが、反面他の登場人物も物語を引っ張って行くようになり、面白いことに変わりはありません。マンガ的な面白さと史実とのバランス感覚がすごくいい。史実に沿って進めば、このあとも結構波瀾万丈なはずですので、この先も期待できると思います。
[ 2010-02-13 01:55:17]
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