陽だまりの樹
作者:手塚治虫
雑誌:ビッグコミック
レビュー全文
6点
:まれらさん
巨匠独特の説教臭さがないのは評価できる。非常にリアリティ溢れる群像を見事に描き切っているところはさすがである。(「リアリティ」というより「リアル」なのだが。)
一方で、慌ただしく息苦しかったであろう時代の雰囲気がそのまま作品全体を貫く雰囲気となって現れており、同じ時代物でも「シュマリ」に比べると、活劇的な面白さや爽快感を楽しむような作風にはなっていない。じっくりと味わうべき作品。
[ 2007-11-24 17:25:34]
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