百億の昼と千億の夜
作者:萩尾望都
雑誌:週刊少年チャンピオン
レビュー全文
7点
:ジブリ好き!さん
萩尾望都の画には不満ないです。少し古臭いですが。
原作者評価というわけではないのですが、話の方の感想を。
アトランティスの造形やイエス(キリスト)を悪役とする大胆な歴史の捉え方は好きでした。
問題はまとまっているとも投げているとも取れるラスト。
壮大なSFとして間違いなく完成度は高いのだけれど、せっかくならもっともっと踏み込んでほしかったなぁ。「あらかじめ滅びの宿命を植え付ける」とか「ディラックの海」とか、そこまで盛り上げてくれたならマトリョーシカのような宇宙論じゃなくて、百億と千億の彼方まで描いてもよかったのに。
[ 2011-11-17 22:16:03]
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