羊のうた
作者:冬目景
雑誌:月刊コミックバーズ
レビュー全文
8点
:森エンテスさん
冬目文学の最高峰的な作品です。
それまで短編を中心であった冬目景を『漫画家』にした作品。
一般的にマンガに求められるワクワクやドキドキは皆無ですが、淡々と破滅へ向かって時間が経過していく様が痛々しい。
吸血の精神疾患を持つ姉弟と、彼らの周りの人達による箱庭内での物語ですが、設定の部分はあくまで下地としての設定で、根本にあるのは死に向かって進む中での姉弟の「愛」にあると思います。
[ 2010-10-15 18:31:30]
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