最終兵器彼女
作者:高橋しん
雑誌:ビッグコミックスピリッツ
レビュー全文
1点
:numaruさん
1点という厳しい評価ですが、ストーリーは本当に胸を打つものがあり、もし現代に戦争が起こったら・・・・すごく考えさせられました。
主人公や、その主人公を好きだった幼馴染の死に際など、胸が締め付けられます。物語は斬新で、新しいし、高橋先生しか描けない世界だと思います。
ではなぜ1点なのか。
ストーリーは先述のとおり素晴らしいのですが
ハッキリ言ってヒロインの女の子が気持ち悪いです。
こんな女、いません。
高橋先生の理想の女性像、つまり・・・すぐ頬を赤らめて上目づかいで照れながらナヨナヨ近づいたり離れたり
すみません文字にしても伝わりません、実際読んでみてください。
あまりにも現実味がなく、恋愛ゲームの女の子のような・・・着せ替え人形のような・・・
とにかくそういった子を可愛いと感じてる、という作者の嗜好が、あまりにもダイレクトに伝わって物凄い気持ち悪いです。「どう?この子かわいいでしょ?」みたいな。
先述した幼馴染の女の子はギリギリそこが抑えられていて、まだ現実的な体温がありましたので、死ぬ際は素直に悲しむことができました。
しかしヒロインは、まあとにかく気持ち悪いです。兵器になってから不気味とかそんなじゃなく、1話から、です。
ヒロインがもっと現実的な女の子なら紛れもなく名作として位置づけられていたでしょう。でもヒロインひとりで完全な嫌悪感を抱いてしまいましたので、私はもう無理です。
6点5点でも良かったのですが、「できることなら読みたくなかった漫画」という欄はこの点数らしいので1点とさせていただきます。
ヒロインが可愛いと思えるひとには名作になると思います。
[ 2010-07-20 01:21:43]
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