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兎‐野生の闘牌‐
作者:伊藤誠

雑誌:近代麻雀

 レビュー全文  

6点  :creさん 

麻雀漫画はこのくらい能力がハッキリしていた方が面白い。

難しい選択で「そういう流れだから」という理由で選んで、一発でそっちをもってくるよりは、「そういう能力だから」という理由で選らんでそっちをもってきた方が気持ちいいし、納得できる。

例えば、オーラスで4位、高め直撃ならまくりという場面で、安めをツモってしまった。このまま上がったら3位だ、ということでフリテンリーチ。そして、一発ツモでまくって1位。

というものの説明で、そんなことが出来たのは「強いから」という理由で、強い打ち手はいつもそうして、大体成功するというような説明よりは、「そういう能力があるから」という理由で、自分の能力ならここで高めをツモれるという説明の方が読者(というか俺)は納得できる。

また、仲間が多く、それぞれ別の能力を持っているので、それぞれが違った戦略や打ち方を持っていて、打ち手ごとの対局の流れも分かりやすい。しかも、それが更にコンビ打ちになると、能力の使い方のパターンも増え、様々なバリエーションが楽しめる。

そんなこんなで割とお勧め。
[ 2007-07-17 02:07:12]
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