大日本天狗党絵詞
作者:黒田硫黄
雑誌:月刊アフタヌーン
レビュー全文
10点
:dollboxさん
すごいです、黒田硫黄。
天狗の設定や、筆で描かれた絵の躍動感が素晴らしい。
個性的でとても印象に残ったものばかり。
サラリーマンや若者までもが天狗になって空を飛び回るシーンなんかは、シリアスなんだけれど、どこかコミカルでおもしろい。
「天狗であること」を問うシーンは最高の見所。
なぜすれ違ったのか。
どうなったのか。
どこに行くのか。
それらをどのように解釈するかは
読み手に委ねられている。
しかしその答えは最後の表情から読みとれるはず。
絵、物語、人間描写どれをとっても唸らされっぱなし。
おもしろい。
[ 2005-08-04 02:04:02]
dollboxさんのページへ
この漫画のTOPへ
▲このページの上に戻る
[家]ホーム
ランキング
漫画を検索
[MAIL]お問い合わせ
漫画レビュー.com