暁星記
作者:菅原雅雪
雑誌:モーニング
レビュー全文
6点
:jdf54jさん
スカイタワーも真っ青な高さを持つ巨木が生い茂り、生物はその枝を
地表として暮らしている。本来の地表には生物がいないので地獄と
呼ばれており、枝から落ちる事は地獄へ落ちる事とされている。
自然が強すぎてロストテクノロジー状態の人類が、再び自然と向き合う。
一応秩序が保たれてはいたが、序所に雲行きが怪しくなっていく・・・
設定は良かったものの、話の中核を成す因果関係が、昔のSFの
焼き直しのようでいて、新鮮味が感じられなかった。
一度読んだらラストまで読みたくなる魅力はあるのだけれど
読み返そうとは思えない。ストーリーを見せたいがために
各キャラが自分の役割を果たすために存在してるようで
キャラを好きになれなかった。
骨太のSFではあるものの、一昔前の名作。
[ 2011-01-05 03:37:36]
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