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アドルフに告ぐ
作者:手塚治虫

雑誌:週刊文春

 レビュー全文  

7点  :paranaさん 

手塚治虫の後期作品で硬派なサスペンス作。
アドルフ・ヒトラーの出生の秘密が記された書面を巡って
点々と描かれたストーリーが一つの線に繋がって行く様は圧巻。
ストーリーは複雑ながら綺麗にまとまっており、読む者を夢中にさせる。
手塚先生のストーリーセンスを称賛せざるを得ない。

ただ、ページの都合か、ヒトラー死後のストーリーが大分端折られているのが残念。
最低限、カミルがパレスチナに行き様変わりした経緯は描写して欲しかった。
また、できればランプvs峠の最終決戦が読みたかった。
ストーリーの端折りさえなければ、確実にもっと高得点の評価を付けたことだろう。
[ 2014-05-24 11:53:54]
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