壬生義士伝
作者:ながやす巧
雑誌:画楽.mag
レビュー全文
9点
:blackbirdさん
幕末漫画は数あれど、中でもこの吉村という一人に焦点を絞っての
描き方は初めてで新鮮。
新選組がどういう集まりだったのか、
「尊王攘夷」がどんなものだったのか、
当時の下級武士達の、将来の希望のなさとやるせなさ。
武士なのか、武士とは言えないのか、自分がよくわからないまま
幼馴染に腹切りを迫られる割り切れない思い。
それがながやす氏の緻密な画力で、ものすごい迫力で伝わってくる。
巧い、巧すぎる。
第二部からは息子や妻の話も加わり、さらに涙無くしては
読めなくなりますね。
原作がしっかりしているので、終わり方も期待しています。
[ 2011-09-18 18:34:49]
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