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ヒカルの碁
作者:小畑健

雑誌:週刊少年ジャンプ

 レビュー全文  

9点  :creさん 

囲碁ってあんた・・・

またロケットでつきぬけるのか、と連載前は思っていた。だが、いざ始まってみると囲碁なのに面白い。いざ対局場面になると囲碁なのに地味じゃない。不思議だ、コレ。小畑先生の画力のおかげなのか、ほった先生の構成のおかげなのか。

この漫画を読んで囲碁を覚えた人も多いんじゃないかなと思う。かく言う俺もその一人。へたれだからヨセ以外褒められたことはないが、やってみると面白い。NHKなんかの対局を見ていて、一手の意味が分かった時なんかはウヒョー!!って感じだ。普段の話題になることもない、暇つぶしに打つこともない、そんな競技を世間に広く受け入れさせたという意味で、結構偉大な漫画だと思う。今の状況は知らんが。

因みにうちの高校には囲碁部ができた・・・たぶんもうない。

ただ、佐為編後はすこし落ちるかなという印象がある。佐為あってのヒカル、佐為あっての仲間やライバルたち、という漫画だったので、読んでいて何か足りないというイメージが最後まで続いてしまった。それでも、佐為を再登場させたりされると一気に興ざめするので、あの時点で佐為を成仏(?)させてしまった以上仕方ないのかなとも思う。

8点か9点か迷うとこだが、まあ迷ったら上の点数にしておこうと言うことで。
[ 2007-07-18 22:29:15]
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