黒子のバスケ
作者:藤巻忠俊
雑誌:週刊少年ジャンプ
レビュー全文
6点
:desperado5さん
作品の売りが「主人公の影の薄さ」というジャンプ誌上では
斬新な設定がとてもいいと思います。
気になるところは、まずチームの先輩達。
日向先輩以外の先輩達(伊月、水戸部、小金井)のキャラクター
が全然出せていないのがとても残念です。
「そういえばこんな人いたな・・・」ってレベルです。
バスケは5人でやるスポーツです。ベンチメンバーも入れれば
もっと多くのキャラクターが必要だと思います。
黒子&火神の二人だけで繰り広げられているような内容ばかりでは、
とても「SLUM DANK」と比べられません。
まあ、比べる対象の格が違いすぎですけど。
次に気になるのはライバル達。
「キセキの世代」「幻の六人目」という設定には
何の問題もないと思います。自分は好きです。
現時点で「キセキの世代」は主人公を含め3人出てきていますが、
キャラ・能力設定は悪くないと思います。
ただ名前に色を絡めるのはちょっと個人的にどうかと・・・。
好きな人は好きだと思いますが。
「黒子」「黄瀬」「緑間」ときて、残るは3人。
「赤」「青」「白」・・・それ以外なら「紫」なんかがくるんでしょうか・・・。
あと、個人的には女性キャラがいないのが残念です。
マネージャーのリコ先輩は今のところ自分の中で女性キャラとして
カウントしてません。
作品の性質的に、女性キャラに期待してはいけないかもですね。
ジャンプでは「アイシールド21」の後を継ぐスポーツ漫画として
期待がかかっていますが、
「アイシールド21」はキャラクターの個性、プレーの魅せ方、画力は
現ジャンプでも最高レベルなので、そのへんは見習ってほしいですね。
(いい意味で)頑張ってほしい作品の一つです。
[ 2009-05-29 10:06:20]
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