プラネテス
作者:幸村誠
雑誌:モーニング
レビュー全文
8点
:蜘蛛男さん
スケールのデカい話が好きな自分。なんとなくこの作品を読み始めましたが、とても良くできています。絵やストーリーもさることながら、壮大なSF物語の中に感情移入できる舞台設計やつい『ニヤッ』としてしまうコミカルなテンポ、そしてなにより親近感を持てるキャラクタ達が素晴らしいです。
だれでも一度は考える『宇宙の不思議』、この漫画の主役達も今よりずっと発達した技術に支えられながらも月で、火星で、木星で、そして地球で同じ事を思っています。もちろん答えはありませんが、キャラクタ達が宇宙を介して自分と向き合い、ふっきれてまた日々を過ごす姿に「どこ行っても人間一緒だなぁー」と思えました。
4巻完結で読みやすく、後味のいい名作です。
[ 2010-04-11 05:50:08]
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