プラネテス
作者:幸村誠
雑誌:モーニング
レビュー全文
4点
:団背広さん
しっかり作り込まれた漫画だとは思います。思いますが、俺はこの漫画に納得できません。特に3巻以降の展開に。
1巻はすごく面白かったと思うんですが、2巻であーこれアレですか…もしかしてアレですか…とか思い始め、3、4巻でついに予想通りの展開に…
正直言って「愛」で決着つけてほしくなかった。しかもなんだかどんどん奇麗事を言う割合が増えてきて、精神論みたいなことばかり言い始めて実際は何も解決してないのにきれいにまとまった風に締められるのはどうも…
まぁ…一番ヤなのが4巻の犬の話なんですが。結局隣人からの苦情とか大家さんからの苦情とかはどうしたのさ。そんなんで毎日生活できていけんのか?
現実的なものがここにはない…理想を積み重ねてその理想は素晴らしいと言うばかり。それで現実を打倒できるんですかね。何かの解決になるんですかね。
感傷的すぎるよ、全体的に。「愛」はもういいんだってば…言われ尽くされてることなんだから、この作品でやってほしくはなかったなぁ。
あと4コマスベってると思いません?まぁ、そこは別にいいんだけども。
[ 2005-05-04 00:06:06]
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