夏子の酒
作者:尾瀬あきら
雑誌:モーニング
レビュー全文
9点
:橙木犀さん
お酒の良さが全く分からなかった私に、その世界の奥深さと魅力を教えてくれた漫画。
父と一緒に、先を争うようにして読みました。
理想を追うということが、自分の信念に忠実に生きるということが、こんなに辛いものだということを始めて知りました。
周りを傷つけたり、苦しめたりすることなく素晴らしい働きを残せたらと、思わずにいられない。
夢を追うためには、見返りを求めず支えてくれる人が不可欠。
主人公の夏子を支え、彼女に想いを寄せ続ける草壁が、良い意味でいい男すぎ!
夏子にはちょっと勿体なさ過ぎるんじゃないか?と、一瞬思っちゃいました(汗)
でも、草壁の想いが実ってくれて本当に良かったです。読みながら、彼を応援していましたから(笑)
これを読んでから、日本酒のメニューを見るたびに「夏子の酒」で登場した酒を探してしまいます。
父と二人で、清酒について語り合うようにもなりました(笑)
[ 2007-07-15 02:09:39]
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