夏子の酒
作者:尾瀬あきら
雑誌:モーニング
レビュー全文
8点
:コステロガーデンさん
まさに和醸良酒の世界です。
酒に関する数多のウンチク、
ここに近代農業の問題、地域社会の問題が絡んできます。
それも物語を展開していく上での
欠かせない要素として絡んでくるのです。
これは本当に勉強になる作品。
ストーリーに関しては「良い話」という感想しか持てませんでしたが、
人生を酒造り一筋にかけるじっちゃんの生き様はすばらしく、
そしてまた切なかったです。
また「味」が絡んでくる為、やはり作者の表現力不足の感は否めませんでした。
確かに日本酒は世界一味が複雑な酒なので、表現は難しいと思いますが。。。
それでも日本酒への見方がだいぶ変わる良質の作品です。
◇この作品の個人的価値=全12巻で 3500円也。
[ 2005-06-07 19:31:39]
コステロガーデンさんのページへ
この漫画のTOPへ
▲このページの上に戻る
[家]ホーム
ランキング
漫画を検索
[MAIL]お問い合わせ
漫画レビュー.com