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沈黙の艦隊
作者:かわぐちかいじ

雑誌:モーニング

 レビュー全文  

9点  :アコさん 

潜水艦バトルが見れる稀有な漫画なのに、そこから発生する緊迫した国際的な政治関連がかなりのリアリティを持ってるのが特徴の名作です。


核やアメリカとの力関係など、自分達の問題に見てみぬふりを決め込む日本人が多い中、ここまで深く現代ものを抉ってる漫画は他になく熱いです。

例えば日本のドゲザ外交や大国同士の国連安保理の否決など、名場面が多く、何も考えてなさそうな政治家より政治の駆け引きが上手そう。
そして真剣で有能で魅力的なキャラが大勢出てきて、苦悩したり人間味を見せてくれるのが楽しい。



10点をつけれない欠点はやまとの戦闘能力が「漫画だから…」で終わらせてしまうくらいチートなこと。
リアルに考えると当時でもロシアが漫画では登場しない超高速魚雷を開発、
投入してたのでやまとのスペックだとどうやっても勝てないでしょう。
中盤の保険やマスコミ、国家の在り方あたりの話が長くてダレルのも微妙。


あとはジパングもだけど、全ての伏線を投げて終了してしまうのが残念…
[ 2011-05-10 18:10:22]
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