昭和元禄落語心中
作者:雲田はるこ
雑誌:ITAN
レビュー全文
8点
:yuuri0628さん
落語を題材にした少し珍しい漫画
今年読んだ漫画の中で面白いと思った漫画のうちの一つです
とにかく作者は漫画を描くのが上手いなあと思える作品
1巻は主人公与太郎がメインだが2巻、3巻は師匠の八雲がメインとなっている
この師匠である八雲の過去話が面白い!
BL出ということもあるが、艶のある色っぽい男性を描くのが作者は非常に上手です
オカマすぎず男すぎず惚れ惚れするような、丁度いい具合の色っぽさ
与太郎がしょっぱなから弟子入りできたりと少々展開が早いような気もしますが、だらだらと与太郎が弟子になるまでを描写したり、伏線を張り続けるよりはこちらの方がいいのかなとも思う
週刊雑誌掲載の漫画に読みなれていると早く感じるかも
他の方もおっしゃっているように、BL出の作家さんの漫画が最近非常に面白い
よしながふみや中村明日美子、ヤマシタトモコなど、面白い作品が多い
少年漫画や少女漫画に読み飽きた人には丁度いいかもしれない
[ 2012-11-04 15:57:42]
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