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ぼくは麻理のなか
作者:押見修造

雑誌:漫画アクション

 レビュー全文  

10点  :sinanaiさん 

超名作。
この作者が描く漫画のテーマは一貫としてカラッポの自分が自分と周りの世界に向き合って成長して行くタイプの作品が多い(惡の華など)
その中でも特にこの作品はそれが顕著に表れつつ、序盤から中盤にかけてサスペンス・ミステリーものとしての楽しみ方も出来る傑作として仕上がっている。

何かと自分に不満があり、憧れた人の様に振舞うカラッポな人、コミュ障で気持ちをぶつけられる人がいても自分の気持ちを伝える術をもたない人、またはそもそもそういう人がいない人にはこの作品がとてつもなく響いてくるかもしれない





[ 2017-01-29 23:49:36]
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