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自分を漫画の世界に引きずり込んだ作品。
とにかく情報量が多い。漫画の枠外に沢山補足が書かれており、
最初は1ページ読むのに苦労した。
しかしながら、攻殻機動隊での独特の用語、世界観に慣れてくると、
それを読むのも億劫ではなくなった。元々SF好きであったことも
関係していると思う。
逆に、こういった内容を好まない人には、ただひたすら辛い作品か
もしれない。人を選ぶ作品であると思う。
それでも、漫画の常識を打ち破ったこの作品には、この点数をつけたい
と思う。この漫画が発売されたのは、まだコンピュータが世に一般的
になる前であるが、これだけ革新的な内容を描くことが出来たのは、
士郎正宗氏の先見の明に他ならない。
この素晴らしい作品を世の中に出してくれた氏には、本当に有難うと
言いたい。

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[投稿:2013-07-15 20:06:10] [修正:2013-07-15 20:06:10] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

全巻読破してのレビューになります。
内容としては、前作の続きになっており、この作品から読み始めた人
には結構ハードルが高いように思いました。
ただ、内容それ自体は、本当によく考えられていると思いました。
前作で回収できなかった伏線をかなり回収出来ており、前作から
ファンである自分にとっては、最後のドタバタな終わり方を除けば、
非常に楽しめる内容でありました。
それだけに、やはり最終巻のあの終わらせ方は、色々考えるものが
ありました。素人から見ても、かなり苦心して描いていたのが伝わ
ってきました。色々と事情があったとは思いますが、ゆうきまさみ
先生はもっと描きたかったのではないかと個人的には考えておりま
す。というのも、最終巻の巻末のオマケ漫画では、それっぽい事に
触れている（漫画家らしくコメディ調にはなっていますが）からで
す。
自分なら、続きが出るとするならば、必ず読むでしょう。それだけ
人によっては私みたいにのめり込む作品です。いつか、続きが出て
くれれば・・・と思う今日この頃です。

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[投稿:2013-07-15 19:48:54] [修正:2013-07-15 19:48:54] [このレビューのURL]