「ゆむで」さんのページ

総レビュー数: 2レビュー(全て表示) 最終投稿: 2013年10月16日

非常によくできた作品だと思います。
一人の青年の殺人に対する正義の在り方と葛藤を描いた物語。

特に1,2巻の殺人の描写が非常に生々しく、リアルで、まるで自分自身が殺人を犯したかのように感じられます。

終盤は息をのむような展開が続き、ドキドキしながらページをめくった覚えがあります。

全体を通して、非常に人物の描き方がうまく、それぞれのキャラクターがいい味出してました。特に須藤と飴屋菊夫はかなり良かったです。また、普通ならかなりグロテスクで見るに堪えないような描写でも、この漫画ではなぜか自然と受け入れることができました。それよりももっとドロドロとした人間の心の闇のようなもののほうが非常に鮮烈な記憶として残っています。やはりこの漫画の特筆すべき点は人物の心理描写がうまく表現されているところでしょう。主人公だけでなくその周囲の人の心理的な変化を鮮明に表現できています。
この漫画そのものが芸術と言っていいでしょう。

あと、最終巻の作者からのメッセージは必読です。

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[投稿:2013-10-16 00:36:09] [修正:2013-10-16 00:36:09] [このレビューのURL]

意外と面白かった。
表紙を見ると典型的な萌え萌えな感じかと思ったが、女子高生が自分の夢に向かって節約をしていく姿はすごくあったかい気持ちにさせられた。笑えて泣ける名作だと思う。

ただ、全部で6巻しかなく、終盤で新キャラ出して間もないころに終わってしまったのは不思議でならない。10巻くらいまで連載してほしかった。

しかし、チョーさんが悩ましいほどにかわいい。久しぶりにいいツンデレに出会えた気がする。

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[投稿:2013-10-16 01:01:55] [修正:2013-10-16 01:01:55] [このレビューのURL]

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