ホーム > くらもちふさこ

くらもちふさこ

id269

よみくらもちふさこ

誕生年1955

性別

東京都渋谷区出身。武蔵野美術大学中退。父は元日本製紙会長の倉持長次(くらもち ちょうじ、1924年12月17日 - 2005年8月7日)、妹は同じく漫画家の倉持知子。愛称はふーちゃんで、三原順「はみだしっ子」にくらもちふさこがモデルであるフーちゃんが登場する。また、以前美内すずえのアシスタントをしていたことがある。

少女漫画が多様化していった1980年代、少女漫画のよりリアルな面を、しかし繊細な筆致で描き出し、「いつもポケットにショパン」など多くの名作を生み出した。

それまで少女漫画といえば、舞台が外国であったり、夢物語のような恋愛が描かれるなど、実際には起こりえないイメージが多かった。しかし、くらもちふさこの作品では、主人公が同じ年頃の少女が持つような悩みを吐露するなど、等身大の心理を身近に感じられるように描かれており、その後の少女漫画に強い影響を与えた。作品を掲載していた集英社『別冊マーガレット』では紡木たくと双璧をなし、多田かおる・いくえみ綾などに影響を与えている。 また、それまでの少女マンガのヒーローといえばスポーツマンか優等生であったが、ミュージシャンをヒーローとしたのも、くらもちふさこが最初であった。

集英社(『りぼん』『別冊マーガレット』など)に代表される、現実の思春期の少年少女の恋愛を描く少女漫画のルーツ。特に、感情表現の素直じゃないクールな男の子を主役に配した設定は、典型的少女漫画のひな形とまでなり、その質の高さで現在でも人気は高い。

1990年代に入ってからは、より挑戦的な作品を発表するようになり、1990年半ばからは活躍の場を『別冊マーガレット』から『コーラス』に移している。そんな中で生まれたのが代表作「天然コケッコー」である。エピソードを積み重ねる演出、直接には表現せず絵から想像させる技法など、凝った心理描写を得意とする。

(Wikipediaより)

くらもちふさこの情報を編集

くらもちふさこの漫画一覧

12
次の10件>>
おしゃべり階段

総合点:10点 / レビュー数:1人

完結 / 連載開始:1978年~ (別冊マーガレット)

東京のカサノバ

総合点: / レビュー数:0人

完結 / 連載開始:1984年~ (マーガレット)

12
次の10件>>

くらもちふさこと同世代の漫画家