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杉浦茂

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よみすぎうらしげる

誕生年1908

性別

東京湯島に生まれ、中学卒業後洋画を志していたが、1932年に「のらくろ」の作者として知られる田河水泡に入門し、「少年倶楽部」で漫画家としての活動をスタートする杉浦茂(1908-2000)。戦前より児童漫画を執筆し、『冒険ベンちゃん』、『アップルジャム君』、『ドロンちび丸』、『猿飛佐助』、『少年地雷也』で一世を風靡した。古典的な題材を誰も真似できない作風に仕上げたり、典型的なマンガキャラと劇画調のキャラ、グニャグニャの超現実的な登場人物、駄洒落の名前や掛詞、特徴的な台詞と、さまざまな要素が渾然となった作品・作風は、ギャグマンガやナンセンスマンガの先駆的作品ともされ、漫画家をはじめ、のちにさまざまなジャンルで活躍するクリエーターに大きな影響を与えている。

2000年、腹膜炎で死去。享年92歳。

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