乙女ループのレビュー
6点 ルリヲさん
まつり(真性のバカ)、奈緒(性格キツイツッコミ)、智花(メガネ委員長)というある意味テンプレな3人のみが登場人物の女子高生日常系ギャグ。
読み味は少しハトポポコ作品っぽいかも?
だいたいはまつり(バカ)のバカが起点にギャグが展開していく。
殆どが会話劇。
Sっぽい奈緒もまつりの奇行にのっかってみたり、たまに見せる一面がいい。
こういう作品の委員長はいい人でまともなキャラが多いけど、この作品ではどこかずれている。
と、キャラクターもどこか変わっているけれどその影は薄く、あくまでネタの内容で勝負している印象を受けた。(もちろん3人ともかわいいのだけれど)
どこかで聞いたことあるようなつまらないギャグは少なく、ちょっと新鮮でシュールな空気を味わえた。
最後にはいい話なような、でもそうでもないような話で終わっており、気持ちいい読後感とともに、終わってしまう寂しさも感じた。
1巻完結で読みやすく、アタリだと思う。
追記
すいません、まだ完結してないみたいでした。嬉しいです。
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[投稿:2014-06-04 18:45:06] [修正:2014-11-09 23:15:44] [このレビューのURL]
5点 頭突き串の寿司さん
女子高生三人組の日常モノ。
ボケとツッコミが結構はっきりしているので、いわゆる「きらら系」のグダグダ日常モノとは一線を画すのかな。(本作は四コマではないので比べる対象が違うかも?)
ただ、ボケとツッコミがはっきりしてるから面白いというわけではなくて…
基本的にバカキャラのバカ言動に頼っていて、ネタの振り幅がないといえばいいのかな…
ここまで「女子高生」「日常」の設定に忠実なのって意外と珍しい気がする。
登場人物は三人だけで、突飛なキャラもなければニッチな会話もない。
そこが長所でもあり、短所でもあるのだろう。
でも帯はちょっと豪華過ぎかなー。
中村明日美子、沙村広明、鶴田謙二の大絶賛(?)コメント付きなんだけど、この帯が表紙の半分以上を占めている。
これに騙された人は多そう。
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[投稿:2014-03-02 22:58:06] [修正:2014-03-02 23:01:13] [このレビューのURL]