あらすじ
極限まで科学技術が発展した人類の引き起こした「火の7日間」と呼ばれる最終戦争により、文明が滅びた後の遠未来世界が舞台となる。人々は発掘される戦争以前のオーバーテクノロジーを利用しつつも、基本的には中世的な生活を送っている。腐海と呼ばれる、巨大な菌類・苔類・シダ類からなる森、そこに棲む蟲(むし)と呼ばれる巨大節足動物群。人々はそれらに脅え、あるいは畏れ敬いながら生きている。
主人公ナウシカは、腐海のほとりにある、辺境の小国「風の谷」の族長の娘である。本作品では腐海や蟲をも愛する心優しいナウシカが様々な人々と出会い、艱難辛苦を重ねて成長し、自らと世界の運命、そして世界の真実の姿に向き合い、受け入れていこうとする姿が描かれていく。
(wikipediaより)
この漫画のレビュー
9点 腹ペコKUMAさん
宮崎駿版火の鳥のような印象。
個人的にはこっちのほうがすきですが。
1000年単位の時間軸の設定
壮大なスケール
そしてナウシカ、クシャナにより表現される女の強さ
これらは火の鳥に通じるところがあると思う。
宮崎駿がその後に制作した
映画のうちのいくつかは
この作品で表現したかったことを
形を変えて世に送り出したものだとも考えられた。
ナウシカがもののけ姫のサンに重なって見えたり
ハウルのワンシーンが浮かんできたりもした。
まさに宮崎駿の原点であり集大成にも取れる。
25年も前から環境に対して
このような視点にたてたのはすごい。
読む際の注意点としては
流し読みでは地名や関係性など混乱すること必至
なので購入しじっくり読むことを勧めたい。
紙質は悪いが390円は安い
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2008-11-13 08:34:05] [修正:2008-11-13 08:34:05]