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6.73点(レビュー数:19人)

作者片岡人生

原作BONES 作者2:近藤一馬

巻数6巻 (完結)

連載誌月刊少年エース:2005年~ / 角川書店

更新時刻 2011-04-15 20:24:10

あらすじ 未知なる粒子「トラパー」が大気に含まれる惑星。レントンは、神秘的な美少女エウレカと人型機動マシン「ニルヴァーシュ」と出会い、旅を始める。
レントンを待ち受けるものは果たして…!!

備考 片岡人生がキャラクター作画、シナリオ。近藤一馬がロボット作画を担当している。

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この漫画のレビュー

7点 Mサトゥーさん

通読した感想です。

自分はアニメも見たので、アニメ版と漫画版の登場人物の比較からレビューしてみようと思います。

・レントン少年 ― 散々罪のない兵隊さんを殺してから自分の罪を自覚して取り乱すなど、大層間抜けだったアニメ版より3割増しで賢くなってます。こっちの方がイイですね。

・エウレカ ― より人間らしくなってます。こっちの方がイイです。

・ホランド ― アニメ版では凄惨を極めたレントン少年へのDVもおさまり、しっかり月光号のリーダーやってます。5割増しでカッコいい。

・アネモネ ― ひどい目に遭ってます。もうちょっと報われても良かったのに・・・。この辺の展開はアニメ版のほうが好きです。

・ドミニク ― アニメから一番変わったキャラ。原型ないです。すごくカッコいい青年に変わってます。ただ、キャラとしてどちらが魅力的かというと、少しコミカルな感じのアニメ版ですかねぇ。まぁ、レントン少年との絡みを考えるとクールな漫画版のほうがお互いのキャラが引き立って良かったのかもしれません。

・サーストン氏 ― 大活躍。いい味出してます。

・ダイアン ― 完全に空気。こんなんなら出さなくても良かったんじゃなかろうか。

ストーリーも小難しい単語が頻出してぼやけてしまったアニメ版よりも分かりやすいです。
絵は非常に綺麗ですが、戦闘シーンの描写はあっさりした印象です。バリバリのロボットモノを期待すると拍子抜けかもしれません。表紙にロボットが一切描かれていないことからも分かるように、人間メインの作品です。

全体的によくできた作品だと思います。全6巻という絶妙な長さも好感が持てます。

他の方も書かれている通り、含みを持たせたラストになってます。自分としてはほろ苦いほうの解釈が好きです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-01-23 05:50:28] [修正:2010-07-06 23:34:03]

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