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6.66点(レビュー数:3人)

作者田河水泡

巻数10巻 (完結)

連載誌少年倶楽部:1931年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:37:13

あらすじ 天涯孤独ののら犬黒吉が、ひもじい思いをせずに済むからと入った軍隊で、ドジを踏みながらもここぞというところで活躍し、出世していく姿を描く。
タイトルが「のらくろ二等卒」→「一等兵」→「上等兵」→…と(島耕作のように)本犬の出世に合わせて替わっていくのが特徴。

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この漫画のレビュー

7点 こむさん

現代漫画に慣れた目から見ると、絵もコマ割りも演出もテンポがゆっくりしているし、笑いの質もギャグではなく落語の愉快。
意外な展開でビックリさせられるわけでもない。

でもそこが押しつけがましさのないファンタジー空間ぽく、またのらくろと周囲の犬たちの少年達のギャングごっこの様な、どこかノスタルジックな奮闘シーンに癒される。

今読むならバトル物や戦争物より、「アタゴオル物語」あたりが好きな人向けかも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-12-23 19:06:13] [修正:2006-12-23 19:06:13]

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