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Rec


5.27点(レビュー数:11人)

作者花見沢Q太郎

巻数16巻 (完結)

連載誌月刊サンデーGENE-X:2002年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:27:14

あらすじ 平凡なサラリーマン松丸文彦は、映画館で駆け出し声優恩田赤と知り合う。アパートの火事で焼け出された赤を松丸が自宅に保護した事で、二人の秘密の恋が始まった…

備考 2006年TBS系列にてテレビアニメ化。原作のイメージ同様にデビュー直後の新人声優酒井香奈子を主役に抜擢した。また同年PS2でゲーム化。ゲームオリジナルキャラの声優を選べるというまさにアイドル声優好きのためのシステムを採用していた。

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この漫画のレビュー

3点 shunさん

作風なのだと思うが、浅ーい世界観で主役級のキャラ達が行ったり来たりするだけの漫画。
もはや記号と化したキャラクターの箱庭感を、どれだけ楽しめるかで評価が別れる。

構成は1章完結となっており、展開もほぼ同じ。誰かが主役級二人の間に入ってくるか、
主役二人・もしくは周りの誰かが悩んで、その悩みを解決するかの2パターン。
さすがに一本調子すぎる。

声優界をとりあげた様な形になっているが、あくまで「想像の声優界」であり、とても非現実的。
ドタバタコメディではあるが、作中2話以降進展は特になく、盛り上がりに欠ける。

画は雑としか言えず、評価できない。
読者も画には期待していないことを理解しているのか、
雑なことを作風としていると感じた。
いい意味で捉えると、気負いなく見れる。

パンチラやシャワーシーンなど、浅いサービスカットを時折入れており、
いつまでも続くこの世界をダラダラと見ていたいような気持ちは、わからなくもない。
ただ物語として、最後は大きく盛り上げて欲しかったところ。
いつもの悩み→解決の流れで、サラッと終わってしまった印象を受けた。
作品の大きな流れを作るのに向いていない作風なのかもしれないが、
我ながらこの内容のない16巻を、よく読んだなという感想に落ち着いた。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-03-24 12:13:16] [修正:2015-03-24 12:13:16]

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