ホーム > 青年漫画 > チャンピオンRED > ベクター・ケースファイル 稲穂の昆虫記

5.2点(レビュー数:5人)

作者カミムラ晋作

原作藤見泰高

巻数10巻 (完結)

連載誌チャンピオンRED:2006年~ / 秋田書店

更新時刻 2009-11-25 06:41:50

あらすじ 昆虫に精通するちょっと変わった女子高生、榎稲穂(えのきいなほ)が虫にまつわる事件を解決していく、一話完結型のストーリーである。前作同様、原作者の昆虫に対する豊富な知識や愛情が反映された作品つくりになっており、作品の設定やキャラクターは前作「サイカチ 真夏の昆虫格闘記」と多く共有している。(ウィキペディアより)

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この漫画のレビュー

6点 とろっちさん

害虫(ベクター)が引き起こす事件を女子高生・榎稲穂が解決していく事件簿(ケースファイル)。
主人公が女子高生の青年漫画でありながら、男の主要登場人物がおらず、
恋愛要素が全く感じられない稀有な作品です(現在7巻まで読了)。

前半は自然災害的な昆虫事件、後半は人為的な昆虫事件が主になります。
中盤からは中国娘やドイツ少女などが登場し、多国籍な様相を呈してきますが、
如何せん登場人物にあまり魅力が感じられないのが残念です。
ただ、作中の人物に感情移入しづらいので話にのめり込めないものの、虫のうんちくが面白いので
つい先へ先へと読み進めてしまいます。
話の展開に強引なところもあるので、ミステリーとして捉えない方が楽しく読めると思います。

基本的に害虫がメインとなるため、読者の反応を気にしているのか、直接的な描写を避けているような
ところもありますが、虫の苦手な方(私も苦手ですが)は心して読んだ方がいいかも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-08 22:29:01] [修正:2010-01-08 22:30:55]

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