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6.8点(レビュー数:5人)

作者宇佐悠一郎

巻数4巻 (完結)

連載誌ジャンプスクエア:2008年~ / 集英社

更新時刻 2009-11-25 00:44:51

あらすじ 何の変哲も無い毎日を求めて高校に入学した少年、平音佳敏(へいおん よしとし)。ある日、彼は吹奏楽部に入部希望の少女、藤本鈴菜と出会う。だが、吹奏楽部は校長の意図により廃部となっていた。そして、佳敏は鈴菜の強い思いに動かされ、鈴菜と共に吹奏楽部の再建に向けて動き出す事に…。

備考 本誌では途中で終わり、その後、増刊であるジャンプスクエアIIでその次の話が掲載され、その後単行本書下ろしで最終話が掲載された。

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この漫画のレビュー

6点 ITSUKIさん

ようやくキャラクターも個性が出てきて、面白くなってきたってところで終わってしまった!orz
ジャンプSQでやるには内容が地味すぎたのかもしれません。
最終巻はかなりの加筆がされていた様ですが、それでも月川のエピソードは何かとってつけた感じが否めず、打ち切りを惜しむばかりです。

この作品は
「吹奏楽で全国目指す!」
みたいなサクセスストーリーではありません。
しかし各楽器の特徴や、全員で協力して音楽を作っていくこと。
そして何より「部活動のある学校生活」がいかに魅力的かが伝わってきました。
おそらく作者の描きたかった内容もここだったと思います。

なんだか高校時代がやけに前に思えた作品でした。
皆まだ若くって未来があって…ちょっとうらやましくも懐かしくも感じました。

その他・・連載が短かったので仕方ないですが、主人公とヒロインの関係をもうちょっと進展させて欲しかった。
主人公は成り行きで吹奏楽部の部長となってしまい、初心者ながら奮闘するのですが、部長として活躍する場面があまり見られず、「もうちょい頑張れよ」と思いました。

絵は特に読みづらいといった癖もなく、2巻以降は描きなれたのか線が安定して上達がみられました。
キャラは初めにも述べたのですが初めはいろんなキャラがわっと出てきて顔と名前と楽器を覚えるのが出来なかったのですが、話を重ねて掘り下げられていった結果皆魅力あるキャラクターとなっていきました。もうちょっと続きが読みたかったです。
作者の次回作に期待します。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-16 05:15:38] [修正:2009-09-16 05:15:38]

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