ホーム > 青年漫画 > 週刊ヤングマガジン > P.S. 元気です、俊平

7点(レビュー数:1人)

作者柴門ふみ

巻数11巻 (完結)

連載誌週刊ヤングマガジン:1981年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 00:44:54

あらすじ 小夜子さん、恋をしたのは春でした。フラれたと知ったのも春でしたね。そしてまた春です。退屈を後にして東京へ出てきた僕は、桃子という奇妙な女に知り合ったがために、少々みだれ気味です。そんな暮しの中で僕の存在は心だけになってあなたへと向かってゆきます。小夜子さん、あなたが心の支えです。

備考 第7回(1983年度)講談社漫画賞受賞作。
1999年にTBS系列にてテレビドラマ化された。

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この漫画のレビュー

7点 朔太さん

ああ、思えば柴門ふみとの出会いは、本編だったなあ。

一人の異性への思いを貫きながらも、現実の生活で理想じゃないのに

心の襞に触れ合うことで、相互に「この人、結構いい人。一生共に

生きていくのも良いかも。」って、結ばれるのが、たいていの人の恋愛模様。

本当の理想って、偶像化してしまって何が本当なのか、大抵曖昧なものです。

俊平にとって偶像化された小夜子はいつまでたっても女神様ですが、

現実の桃子は大人になった俊平の現実です。

こんな恋愛プロセスは、この世に人間が現れた時から、延々と繰り返してきた

男と女の恋愛模様ですよね。

今や教科書的にさえ思えるパターンですが、当時は相当奔放な桃子さんに

ハラハラどきどきしましたとサ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-02 18:13:00] [修正:2011-01-02 18:13:00]

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