ホーム > 少女漫画 > 別冊花とゆめ > 環状白馬線車掌の英さん

7.33点(レビュー数:3人)

作者都戸利津

巻数1巻 (完結)

連載誌別冊花とゆめ:2006年~ / 白泉社

更新時刻 2009-11-25 00:46:49

あらすじ シティを円くつなぐ白馬線で、車掌の英(はなぶさ)さんは今日もいろんなお客様と出会い、別れてゆきます。「乗り合わせると幸せになれる」と噂の英さんと白馬線が運ぶ、小さな奇跡と幸せの物語です。

備考 2006年11月号,2008年8月号,11月号の別冊花とゆめに掲載され2009年1月に単行本が発売された

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この漫画のレビュー

8点 ITSUKIさん

表紙&帯買いでしたがとても良い作品でした。

環状白馬線の車掌である英(はなぶさ)さんを主人公として、乗客達との一期一会なストーリーを一話完結で描いています。

第一話から構成力・画力の高さが光っています。
作中の言葉ですが、街と街を繋いで、人と人を繋いで、市内を巡り、乗ってこられるいろんなお客様と誰も知らない物語を紡ぎながら今日も英さんは環状線に乗っています。

電車に乗りたいから電車に乗りに来るお客はいない、どこかに行きたいから電車に乗るんだ、というスタンスで常連の乗客とも慣れ合わない英さんですが、そのぶっきらぼうで不器用な所もまた魅力的。
それに「一期一会」って大切で良いものだと改めて思えました。
そういうハートフルな作品です。

全1巻という事で魅力的な脇役も結局名前がわからなかったりとかそういう所もありますが、その分良いストーリーが描けていると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-20 23:56:12] [修正:2010-06-20 23:56:12]

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