この漫画のレビュー
7点 かずーさん
途中までは間違いなく10点。
修行仲間との非情な殺し合い、そして下界へ・・・。
爺を信じ役目をこなしていくうちに、どんどんと減ってくる仲間たち。
そして、ついにあずみ一人に。
爺の秘密、家康との因縁、仇敵とのコラボ、家康成敗へ・・・。
ここらあたりまでは完璧。
単なるチャンバラ漫画ではなく、良質なヒューマンドラマと言っていい展開。
しかし話が進むにつれ1テーマ完結構成になり、なんかマンネリ感が出て
きてしまう。確かに面白いんだが・・・。それは作者の力量か。
そしてあるテーマの時に、いきなりあずみ出生の秘密テーマに飛躍し、
突然のフィナーレ。うーんストレス溜まるなあ。
なんであんなに飛躍したんだろうか?
小山ゆう氏なら、もっと上手いエンディングを創作できたんじゃないかなあ。
途中のマンネリ化と、最後の(悪い意味での)飛躍ぶりが減点材料。
うーむ、惜しい。
ただ全体通して夢中になって読める漫画だと思います。
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[投稿:2010-02-05 18:59:46] [修正:2010-02-05 19:51:10]