あらすじ 人類が徐々に怪物への進化(ビースト化)を始める。ビーストとは、人間の過剰な欲望充足のためには「人間という種」の枠では収まりきらず、次の段階へと進化した「新たな種」。それに対して「人類同盟」を結成した人間は、ビーストの力をもち人類の味方をするデビルマンレディを誕生させ、対抗する。主人公・不動ジュンは人類同盟の使者・アスカ蘭の導きでデビルマンとなり、次々とビーストを倒す。やがて物語は「新たな種」ビーストの神たる「悪魔」の復活を祈る宗教集団との対決に発展し、戦いのなかでジュンは煉獄に突き落とされてしまう。そこで出会ったのがデビルマン不動明。彼の言うところでは宿敵サタンの復活はすでに始まっていた。サタンの「真の狙い」とは何か。物語の最終局面では、アスカ蘭の正体がサタンと判明し、両性具有の欄とジュンのあいだに子供が生まれるという事件が起きる。その子供が、煉獄から現世に復活した不動明である。復活したサタンと明はついに和解し、人類とビーストを率いて「真の敵」たる「神々」との戦いに旅立つ。
この漫画のレビュー
5点 フクポルさん
<所持歴:全巻>
上手く纏めたのか投げたのか、良く分からん結末ですね。
多分、相当の意気込みはあったと思います。
が、前作の力が大きすぎて、作者ですらその壁を越えられなかった。
そういう事でしょう。
つまらんとまでは言いませんが、良作とも言えない。
フリークとしては複雑な気分です。
『デビルマン』という作品が、作者にも読者にもどれほどの影響を与えたか。
その影響が大き過ぎたが故の残念な作品ということで。
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[投稿:2008-03-08 17:14:46] [修正:2010-02-07 17:19:41]