この漫画のレビュー
10点 鹿太郎さん
富山での藤子両先生の出会いから、上京、そしてトキワ荘でのマンガ家生活までを描いた大河的自伝漫画。
この作品についてはいくら語っても語りきれないだろうと思います。
なにしろ自分がこれほどまでに漫画を読むきっかけとなった作品だから。
まだ漫画が現在のようにメジャーでない時代に、漫画というものに対して真剣かつ真っ向から取り組んでいた青年たちの奮闘記です。
主人公の満賀道雄をはじめ、才野茂ことF先生はもちろん手塚先生や石ノ森先生、赤塚先生など実在の漫画家たちが登場し、彼らの示す漫画哲学・漫画道には心を打たれます。
これを読むとすごく漫画が描きたくなるんですよねぇ(いや、そんな技術も頭も無いけど・・・)
現在も多くの漫画家達に慕われるバイブル的名著。
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[投稿:2005-10-20 04:38:53] [修正:2005-10-20 04:38:53]