ナムジ 大國主
点数:7点 レビュー数:1人
作者:安彦良和 連載誌:描き下ろし(1989年~)
[2010-12-18 11:39:23]の編集履歴
編集者 鹿太郎
タイトル ナムジ 大國主
ふりがな なむじおおくにぬしこじきかんのいち
連載開始年 1989年
出版社 徳間書店
連載雑誌 描き下ろし
連載状況 完結
巻数 5
あらすじ
時代は2世紀後半。出雲では騎馬民族の末裔である渡来系の布都(ふつ)族が先住の倭人を支配し、周辺のエミシと勢力争いをしている。筑紫には秦の徐福によって開かれた邪馬台国(やまとこく)があるが、一部は漢の圧迫を恐れてさらに東進し大和の地にある。
ナムジは出雲の海岸で拾われた出自の知れぬ孤児であり、倭人と同じ刺青をしている。スサノオを頭領とする布都族を見返そうとする反骨精神を持つが、その後継者であるスセリを妻とすることになる。自分の出自に悩みつつも、出雲の範疇を越えた世界を統べる大望を抱き、大和や筑紫邪馬台国へと出兵する。邪馬台国は日向へと遷都し、ナムジを虜囚として出雲との決戦に出る。
備考 『神武』に続く。