魍魎の匣
点数:5.66点 レビュー数:3人
作者:志水アキ 連載誌:コミック怪(2007年~)
[2011-02-14 15:39:18]の編集履歴
編集者 鹿太郎
タイトル 魍魎の匣
ふりがな もうりょうのはこ
原作 京極夏彦
連載開始年 2007年
出版社 角川書店
連載雑誌 コミック怪
連載状況 完結
巻数 5
あらすじ
暗い性格で友達もいなかった楠本頼子は、クラス一の秀才で美少女の柚木加菜子に突然「私たちは互いが互いの生まれ変わりなんだ」と声をかけられる。不思議な事ばかり言い、難しい文芸雑誌を読む加菜子に戸惑う頼子だが、互いに孤独だった2人は親交を深め、2人で最終電車に乗って湖を見に行こうと約束するが、加菜子は中央線武蔵小金井駅のホームから突き落とされ、列車に轢かれてしまう。
その列車に、たまたま勤務帰りの木場修太郎が乗り合わせていた。修太郎は加菜子が運ばれた病院に向かうが、そこへやってきた加菜子の姉・陽子を見て目を疑う。彼女は修太郎が密かに憧れる女優・美波絹子に瓜二つだったのだ。
瀕死の重傷を負った加菜子は謎の研究所に運ばれ、集中治療を受ける。この加菜子は、絶対に死ぬわけに行かない身分の娘だったのだ。
その頃、多摩を中心にバラバラ死体が相次いで発見される。事件を取材する中禅寺敦子と、それに付き合っていた関口、鳥口守彦は森の中で道に迷ううちに謎の建造物を見つける。それは正方形の巨大な、まさに「匣」だった。加菜子はこの中で高度な治療を受けていた。
そして厳戒態勢の中、治療を受けていたはずの加奈子は忽然と姿を消す。修太郎は、陽子が加菜子を誘拐する予告状を持っているのを見つける。
備考 ---