オルフェウスの窓
点数:8点 レビュー数:4人
作者:池田理代子 連載誌:Seventeen(1975年~)
[2011-12-14 23:49:49]の編集履歴
編集者 鹿太郎
タイトル オルフェウスの窓
ふりがな おるふぇうすのまど
連載開始年 1975年
出版社 集英社
連載雑誌 Seventeen
連載状況 完結
巻数 18
あらすじ 母親の自分を捨てた男への復讐心のために、女の子であるにもかかわらず生れ落ちたその日から男として育てられたユリウスは、父親と正妻との間に男の子が無い、フォン・アーレンスマイヤ家の次期当主として迎え入れられる。その邸が在るレーゲンスブルクの音楽学校(男子校)へ少女であることを隠し通う様になった彼女は、そこで苦学生のイザークや、どこかつかみどころのない不良学生ではあるがヴァイオリンの腕では教師からも一目おかれるクラウスと親しくなる。3人がそれぞれ出会った場所は、昔から学内でギリシャ神話のオルフェウスとエウリディケの悲恋の物語になぞらえた不思議な言い伝え(その窓にたった男性は階下を見下し最初に視界に入った女性と必ず恋に落ちるが、その恋は必ず悲劇に終るという)が実しやかに言い伝えられる「オルフェウスの窓」と呼ばれる窓であった。
備考 第1部(ユリウスがロシアに旅立つまで)は、「週刊マーガレット」1975年第4・5号から1976年第32号まで掲載され、その後「月刊セブンティーン」に連載の場を移し、1977年1月号から1981年8月号まで掲載された。