なのは洋菓子店のいい仕事
点数:6点 レビュー数:1人
作者:若木民喜 連載誌:週刊少年サンデー(2015年~)
[2016-04-16 22:48:48]の編集履歴
編集者 Leon
タイトル なのは洋菓子店のいい仕事
ふりがな なのはようがしてんのいいしごと
連載開始年 2015年
出版社 小学館
連載雑誌 週刊少年サンデー
連載状況 連載中
巻数 3
あらすじ とある町の丘の上にある「菜花洋菓子店」は、洋菓子店の看板を掲げながら、ショーウィンドーに手見せのケーキのひとつも置いていない、開店休業状態のパティスリーである。店を支えるのは、やる気のないシェフとして店に出ている長男の大夢(タイム)、家計を預かり赤字計算に頭を悩ませる次男の正路(セージ)、純粋で素朴な幼い三男ぱせりという菜花家の三兄弟。特に次男であるセージは洋菓子店を以前のように盛りたてようと日々、赤字相手に奮闘している。しかし兄のタイムはパティシエとしては他の何者をもの追随を許さぬ確かな腕を持ちながら、全くやる気を見せない。それもそのはず彼には他の兄弟たちには教えている一方で他者には知られては困る非常に大きな秘密があった。それは大夢が既に死者(実体を持つ幽霊)だという事実であった。 洋菓子店を盛り立てたいセージと、人に注目されては困るタイム。二人の事情はすれ違うものの「自分の家」を守りたい思いは同じ。優しい弟のぱせりに見守られながら、兄弟は今日も洋菓子店へと日常的に降りかかる災難・難題に反発し合いながらも立ち向かって行くのである。
備考