あらすじ 人類の夢…テクノロジーの結晶ヒューマノイド。人さながらに「病」を抱える彼らに... 続きを表示>>
AIの遺電子のレビュー
7点 そうすけさん
近未来SFにおいていわゆる「ロボット」は自我、感情を持たない場合が多いが、
この漫画の「ヒューマノイド」は時に人間以上に人間らしい。
それゆえのドラマを一人の人間の医者の目を通して描く。
まだ一巻だが、これは名作になり得る作品。
2017.05 追記
なんとなくだが一点減点
作品が変わったのではなく、自分の中で新鮮味が薄れてきたということだろうか?
しかし安定している作品。これ以上の減点はないだろうし、加点はありうる。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2016-06-10 18:19:44] [修正:2017-05-15 21:47:34] [このレビューのURL]
6点 Scroogeさん
舞台は未来社会。
人間、ヒューマノイド、ロボットが共存している。
社会的に3者は違った扱いになっており、
人間は人間。
ヒューマノイドは機械とコンピュータでできた人間。
ロボットは機械。
主人公はヒューマノイドを治療する医者。
漫画としては手塚治虫のブラックジャックに近い。
さまざまな患者が怪我や病気で重大な選択を迫られる。
医者の立場からそれを見守る短編形式の漫画。
それぞれの患者の選択は客観的に良い悪いを判断できるものではない。
身勝手であろうと、その決断こそが「人間の証明」だというような話。
ジャッジしない、導かない、選択を尊重する。
この距離感が新鮮で押しつけがましくならず、読者にも想像や解釈の余地を与えてくれる。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2016-07-24 20:19:05] [修正:2016-07-24 20:19:05] [このレビューのURL]